世界の人口が80億人を突破
人類に食糧危機は到来するのか?
発刊日:2022年11月12日
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国連の発表では、南アジア及びアフリカなどの人口が急増し、世界の人口は80億人を突破した模様だ
地球の一周が約40万㎞の大きさとなるので、人が1メートル間をあけて並ぶと、一周でちょうど4000万人
そのリング一周が200個(周)とすると、4000万人×200周となり、ちょうど80億人に達する規模だ
食料のマクロ的な考察に移る
人類の食の多くは、太陽の光合成により、グルコースのような炭水化物を合成することで、食材を創る
この炭水化物を作っているのが二酸化炭素となるのだが、国連を中心とした世界のテーマは脱CO2(二酸化炭素)だ
窒素、リン酸、カリというのは、農業に必須といわれている、3大化学肥料だ
この肥料を完全に否定し、クリーンな農業に一大転換したが、予想を反して失敗した国が、スリランカであったが
農産物の出来高が激減し、農産物の供給が滞てしまったためだ、まさに食糧危機が到来し政権は破産した
食料の安全保障とは、世界の国民や企業に対する食材の供給を、その国家が供給により、安定させることが唯一の義務だ
植民地政策による食の争奪戦を選択せず、無尽蔵の光エネルギーの共有化をもって生産技術の向上を競い合う
技術の競争により、今までにない新しい技術を生み、新たな産業が芽生える、これこそがイノベーション(リンク:wikipedia)だ
現在、NASAが中心となり、月面での農産物の育成技術を研究している
これは、月面にも届く太陽の光エネルギーを想定させ、小麦の光合成を研究している
まず、発芽の試験から入り、成長、光合成、生育、育種、~と実験を続けている模様だ
雨上がりに見える虹がある、7色に可視化されているのがこの虹だ
この太陽光の光エネルギーを葉や茎などの細胞内にある葉緑体が二酸化炭素から化学有機物をつくる
二酸化炭素は光合成にとって必須の化学物質なのである
脱CO2(二酸化炭素)と世界を闊歩する社会運動、二酸化炭素の排出を限りなく0にする国連の目標だ
今、必要なことは過剰な二酸化炭素を除去することは重要だが、
二酸化炭素排出権という、社会的な活動を、お金に変えてまで、二酸化炭素を撲滅することが、本当に必要なことなのか
端的に言えば、善悪の2者択一論で議論し、結果、不要な悪を排除するのであれば、まだ理解できる
問題は、一定の組織や団体が正しいと主張する"脱炭素"から、この運動が始まっていることだ
二酸化炭素を何事にも代えがたい"悪"として祭り上げ、二者択一の選択を、緊急に要請し、世界が分断されつつある
森林の樹木が深夜、呼吸により、酸素を取り込み、二酸化酸素を輩出しているが
光の差し込む昼間の時間帯であれば、二酸化炭素を呼吸し、太陽光による光合成でグルコース(多糖類)を生成し、水を分解し酸素を放出する
どうも、植物は、善と悪を併用して活用することで成長し、開花し、育種、するのである
二酸化炭素を一例に、人口問題の留意点を掲げたが
人口が増えることで、食物の奪い合いが起きないよう、国策を見極め
ましてや、家畜の飼料に始まり、化学肥料、一番の留意するものは"種苗"である
この品目類は、グローバルマーケットの主客たる品目群だ
さらに、農耕に必須の"水"が追い打ちをかけ、マーケットを砂漠化する
その砂嵐を排除できるのは、決して、奪い合いや選民思想などでは、ない
これからの農業は、宇宙工学をベースとした光エネルギーの開発が必須だ
農産物や水産物の育成を、遺伝子操作や組み換えなどに過度な依存をせず、最大のエネルギー源である太陽光を再考し
光合成の解析をさらに深め、光イオンのもつエネルギーを最大限生かす、生育技術の開発が人口問題を解決する人類の責任だ
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