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政府が2月に発表した見解では、あと1~2週間という発表をしておりましたが、事態は少し変わりました。
子供の休校問題に始まり、様々な方面でいろいろな影響が発生し、国内経済にも大きな影を落としております。
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2020年3月9日の午前中に日経平均が2万円を割れ、NWのダウ平均値も大幅な落ち込みにより株式の不安定な局面が続きました。
ただし、この落ち込みに関しては原油マーケットの急落が引き金であると予想されており、コロナショックという最悪の事態は取り急ぎ消息しました。
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これから気になるのは、国際的な物流網に対する懸念です。
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国内では、中国産の依存度が高いマスク等の品不足が発生し、政府の買い上げ騒動まで発動している状況下となっておりますが、
その他、トイレットペーパー、アルコール消毒剤、次亜塩素酸ソーダとネット上の噂だけで品薄が発生し、まるでオイルショックの再来のようです。
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石油の価格ダウンはOPECの出荷協定に対する失望から始まりましたが、
中国に端を発する経済成長に対する先行き不安、その根底が株式下落の原因にあると考えます。
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これからの企業は、自社の調達ラインを国内シフトし、
地政学リスクを踏まえた調達ネットワークの再編も、検討すべき大きな課題ではと憂慮している次第です。
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もうすぐ桜の咲く時期が訪れますが、より、早期のタイミングで本騒動が落ち着くことを、心よりお祈り申し上げます。
注意:下記のシステムは2020年12月開発が中止となりました。
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引き続き、今回、理事会の決定で建設マッチングシステムの運営を開始することを決定いたしました。
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この会員向けのマッチングシステムでは、
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中小企業に対する、取引の安定と受注工事の適正な収益の確保を目的とし、
アルゴリズムには、先月ご案内した「ゼロイチ」を内蔵させ、従来にない新しいシステムの開発に着手しております。
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このシステムにおける最大の特徴は、取引実績を無記名で公開(会員に限定)する手法を導入したことです。
本年4月までにプロットモデルを完成させ、5月中にテスト運用、6月からはユーザ登録を開始し、7月の正式オープンを目指します。
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詳細に関しては、当会事務局にて、ご案内の資料も準備しておりますので、下記のアドレスまで、お気軽にご相談ください。
建設マッチングシステム 事務局へ(★クリックへ)
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